福岡県内で放送中の「てれふく」。食を通じて地域を盛り上げる寿司職人を取材した北九州局制作のドキュメンタリー番組。九州の玄関口・北九州市。豊かな漁場に囲まれ、一年を通して旬の魚がとれる。市の中心から離れた戸畑区。ここに多くの客を集める寿司店がある。カウンターで腕を振るうのは寿司職人の渡邉貴義さん。店で人気なのは独創的な寿司とド迫力のパフォーマンス。ある寿司職人が挑む“すしDream”を追った。地域に根付く寿司店の3代目として生まれた渡邉さん。若い頃は銀座の高級寿司店に憧れたこともあった。しかし、戸畑では極上の食材を仕入れても客足は伸びず倒産の危機に陥る。活気の無くなる地方都市で、地元の魅力ある食材をどうアピールすれば良いのか。目をつけたのがSNS。表情・ポージング・髪型などを研究し、SNSを盛り上げてきた。ネットでは誹謗中傷を受けることもあったが、SNSのフォロワーは100万人以上に。渡邉さんに会いたい!と戸畑の店に足を運ぶ客も現れた。努力は評判を呼び、海外のイベントにも招かれるように。去年、地域の食文化に貢献した料理人として国から賞を贈られた。番組ディレクターは渡邉さんの取材を通じて地域の底力を感じたという。きょう紹介する地域局制作の番組は「NHK ONE」で配信中。番組で取り上げてほしい地域の食文化は?との質問にマキタスポーツは「地元の山梨は人口比に対して寿司店が多い。そのぐらい山梨の人たちは寿司を愛している。海がないからこそ海の魚に対する欲望が強い。ぜひとも取り上げてほしい」等と話した。
