イランへの軍事作戦を巡ってはアメリカの野党・民主党の支持者の多くが反対する一方で与党・共和党の支持者は支持する傾向にある。ただ、その共和党支持者も一枚岩ではない。FOXニュースの最新の世論調査では共和党支持者の77%が軍事行動を支持した一方23%は反対している。中西部アイオワ州の大学に通うブランドン・シモンズさんは共和党を支持する学生グループの代表を務めているが、軍事作戦には反対している。シモンズさんが暮らす地域では作戦が始まる前と比べガソリン価格は25%以上上がった。彼が軍事作戦に反対するもう一つの理由が同世代の兵士の死だ。アメリカ側では、これまでに13人の兵士が死亡。シモンズさんの暮らすアイオワ州出身のデクラン・コディさんもその1人だ。今月1日、クウェートの港で無人機の攻撃を受けて死亡した。コディさんはサイバーセキュリティーなどを学ぶ大学生だった。この日、シモンズさんはみずからが通う大学のキャンパスである調査を行うことにした。この軍事作戦がトランプ大統領が掲げるアメリカ第一主義に沿ったものかどうか学生に聞くことにした。調査を始めて、まもなくある男子学生は「アメリカ第一だ」と回答した。一方海兵隊の予備役だという男性は「これは我々の戦争ではない」と批判した。3時間の調査の結果「アメリカ第一」だと思う人が7人、思わない人が27人だった。シモンズさんは「国外のことではなく、アメリカ国民のために尽くしてほしい」と訴えた。ハーバード大学のマシュー・バウム教授は、情勢次第で共和党の若い世代からさらに批判が高まる可能性があると分析している。
