アメリカン大学のピーター・和ニック教授はイスラエルとアメリカとの関係について「ネタニヤフ氏は30年以上、アメリカをイランとの戦争に引きずり込もうとした。しかし、これまでその餌に食いつくほど愚かな大統領はいなかった。しかし、ネタニヤフ氏はトランプ大統領を巧みに操るすべを知っていたため今回は成功した。トランプ氏の自尊心や後世に名を残したいという幻想に訴える方法を知っていた。」と指摘した。トランプ政権はイラン攻撃についていまだに明確な根拠を示していない。アメリカは2003年国連安全保障理事会の決議を得ないままイラクに対して一方的に武力行使に踏み切った。しかし、開戦の大義に掲げた大量破壊兵器はイラクに存在せず戦争を始めた根拠はなかった。今回、カズニックさんはその時以上にトランプ政権はアメリカ国民を欺いていると批判している。カズニック氏は「イラク戦争の時。当時のブッシュ大統領は戦争の支持を得ようと努力したが、トランプ大統領はそれをしていない。正当な理由を示さず、連合も構築しないままイランに言って爆撃しただけだ。」と指摘した。こうした中でトランプ大統領が強調してきたのはイランは1か月以内に核兵器を保有しうる危険があったという主張。しかし、カズニックさんは今回の攻撃はイランを、むしろ核開発に向かわせる危険を高めたと厳しく批判する。そして今月、北朝鮮はイラン情勢などを念頭に自衛のための核抑止力をさらに拡大進化させると改めて主張した。カズニックさんは中東での衝突はイランや北朝鮮の核の脅威を高めるだけでなく核保有国の考えを大きく変える可能性すらあると警鐘を鳴らしている。カズニック教授は「我々は新たな核軍拡競争の瀬戸際に立っているかもしれない。」と述べた。
