トランプ大統領は関税で得た収入から国民に1人当たりおよそ30万円を還元すると表明した。この日、トランプ大統領はメリーランド州へアメフトの観戦にやってきたが大ブーイングの洗礼を受けた。最近、トランプ大統領は不支持率が2期目として最悪を記録。特に関税政策への評判がすこぶる悪い状態にある。トランプ大統領はSNSで「関税に反対する連中は愚か者だ!」と投稿。「連中」と名指ししたのは先週、トランプ関税の合憲性に疑問を呈した最高裁の判事6人に向けられているとみられる。大統領自ら指名した保守派の判事たちも含まれ肝煎りの関税政策は違憲となる可能性が高まっている。しかしすでに関税の価格転嫁が始まり国民から怨嗟の声も上がり始めている状況だ。そこで思いついたのが「1人当たり2000ドルを配当する」という案。関税の恩恵を肌で感じてもらうことを狙ってのことだろうか。ただ、それが現金で行われるかどうかは分かっていない。ベッセント財務長官はこの話を「聞いていない」としたうえで、減税の可能性ならあり得るとの見方を示している。
