中東情勢の緊迫により、食品の値上がりが懸念される。きょう、埼玉県内にあるスーパー「ヤオヒロ 東店」を取材すると卵の価格はスペシャルプライスと書かれ、Mサイズ10個入りで1パック税抜き188円、税込で204円。先ほど、農林水産省が発表した食品価格動向調査では卵の平均価格は309円と過去最多を更新した。ヤオヒロが平均より大幅に安い価格で卵を販売する理由は家計応援だという。卵は2パック目以降も税込み258円。買い物客からは中東情勢の影響を心配する声も聞かれた。店側も卵や肉などに価格高騰の波が押し寄せている中で中東情勢の悪化を懸念する。きょう発表された鶏もも肉の全国平均小売価格は151円と高止まりが続いている。さらに原油価格の高騰により石油製品であるトレーや鶏を飼育する光熱費の値上がりが見込まれる。都内の養鶏場では中東情勢の悪化ですでに配送コストがはね上がっている。飼育しているのはブランド地鶏の東京しゃも。これまでの物価高の影響で出荷価格をおとといから1kgあたり30円値上げした。鶏卵も来月から1kgあたり20円値上げする。しゃもの配送は東京・あきる野市から高速道路で埼玉県まで行き、そこから一般道で茨城県にある処理場へ運ぶ。週2回、往復約200kmを走行する。ガソリン代の高騰で1回の輸送コストが約5000円増加している。搬送先の鶏肉加工業者も光熱費の値上がりを危惧している。最高値を更新した卵は高止まりが続く精肉を安く買う方法がスーパーの取材で見えてきた。
住所: 埼玉県上尾市大字上尾村1300-1
