日本がWBCに湧いた3月上旬、佐々木朗希投手はキャンプ地で黙々と練習に取り組んでいた。佐々木投手が2年目に掲げる目標は「先発としてシーズンを通して活躍する」ことである。日本からドジャース入りした昨シーズン、佐々木投手は大リーグの壁に跳ね返され打ち込まれる試合が続いた。その試練を乗り越えたのが去年のポストシーズンで時間をかけてフォームを見直しストレートは160キロを超え決め球スプリットでも相手を圧倒しリリーフとして完全復活を遂げた。ただ佐々木投手が目指すのは本来自分がいるはずの先発マウンド。そのために取り組んでいるのが新球種の習得である。佐々木投手はストレート・スプリットとともにシュート回転して右に動く傾向がある。バッターの目線をずらすためにも左に動くボールや右打者のアウトコースに曲がる変化球を自分のものにしようと取り組んでいる。佐々木投手にとって忘れられないシーンが去年のワールドシリーズでのエースの投球であった。勝負の2年目、思い描くのは先発として上がるワールドシリーズのマウンドである。独占インタビューなどで佐々木投手の進化に迫る番組はこのあと午後10時から総合で放送となる。
