川崎重工業の橋本康彦社長を取材。2020年にロボット事業出身では初めて社長就任。川崎重工の主力事業は航空機の胴体にヘリコプター、自衛隊の潜水艦などの製造。KAWASAKIブランドのバイクも手掛けている。航空需要や防衛予算の拡大などを背景に売上高は4年連続で過去最高を更新する見通し。川崎重工が産業用ロボットに進出したのは1969年。橋本社長が入社した80年代初頭は会社の中で最も小さな事業だった。90年代後半、橋本社長は半導体製造装置ロボットを開発し、6年で売り上げ100億円を達成。今、中国のロボット産業が急成長。フィジカルAIの技術で猛烈な攻勢をかけている。日本企業は中国に遅れをとっているのではないか。橋本社長は狙っている領域が違うなどとコメント。日本製ロボットの壊れにくさにフィジカルAIやヒューマノイド技術を組み合わせて展開していくのが日本の在り方だと考えているという。愛知県豊明市にある藤田医科大学病院では川崎重工の配送サービスロボット、フォーロが活躍。病院内で検体や薬剤を配送。看護師は自分たちで行かなくていいので、その時間をケアや観察にあてられるなどとコメント。開発に力を入れているのが最新のヒューマノイドロボット。
