警視庁遺失物センターによると東京都内で去年1年間に届けられた落とし物は、件数・金額ともに過去最多を更新した。そうした中、京王電鉄の忘れ物取扱所にも連日のように落とし主が現れている。引き渡しのために使われているのが、AIを活用しウェブ上で簡単に落とし物を探せる検索サービス「find」。現在このサービスの活用が広がっているという。届けられた落とし物を駅員や現場スタッフがスマホで撮影し画像をfindに登録。一方、落とした人はfindにアクセスし手がかりの記入に進む。こうして落とし物の種類や特徴など様々な情報を入力し送信。すると問い合わせた内容と登録された落とし物をAIが自動で照合。それにより特徴が一致している可能性が高い落とし物がピックアップされ、オペレーターが落とし主に回答する仕組み。これまで駅に電話したり直接出向く手間が省け、スマホ画面に打ち込むだけでデータの中から落とし物を探し出してくれるようになる。問い合わせは24時間可能。去年末には日本交通など約20社の落とし物データを共有し、横断検索できるサービスがスタート。新年度となるあすからはJR東日本で導入される他、今年中にはJR全線でサービスが利用可能となる。
