映画で話題になった人間国宝。人間国宝は実は非公式な通称で人間が国宝というわけではなくその人の持っている「わざ」が国の宝ということ。大阪樟蔭女子大学名誉教授の森西さんが解説。「人間国宝」はマスコミが付けた通称でその人のもつわざが重要無形文化財となり、重要無形文化財は形のないわざのこと。わざの持ち主を保持者や保持団体として総合認定、保持団体認定、各個認定している。総合認定は人形浄瑠璃文楽のように複数の人で成り立っているわざ、保持団体認定は輪島塗のように複数人で分業して完成するわざ、各個認定は古典落語など個人によって受け継がれるわざを指し、各個認定がいわゆる人間国宝と呼ばれる。人間国宝に選ばれるにはわざが重要無形文化財に指定され、高度に体現・体得していなければならない。また人間国宝と認定するための調査ポイントは「歴史・文化」、「わざ」、「継承」の3つだそう。人間国宝の蒔絵作家・室瀬さんは多くの弟子を育成している。
青磁の人間国宝・神農巌さんの堆磁技法、竹工芸の人間国宝・藤塚松星さんの彩変化という技法、八重山上布の人間国宝・新垣幸子さんのくくり染めという技法、歌舞伎女方の人間国宝・坂東玉三郎さんの鷺娘を紹介。
青磁の人間国宝・神農巌さんの堆磁技法、竹工芸の人間国宝・藤塚松星さんの彩変化という技法、八重山上布の人間国宝・新垣幸子さんのくくり染めという技法、歌舞伎女方の人間国宝・坂東玉三郎さんの鷺娘を紹介。
