西原さんが単分子誘電体の構想を思いついたのは北海道大学大学院時代。その頃はうまく行かなかったという西原さんは、広島大学に移ったことをきっかけに再び動き出したという。西原さんと中野さんが出会ったのは2010年。広島大学に赴任した西原さんは准教授。中野さんが生徒で研究室の第一期生に。2018年には研究室の後輩の結婚式で起業が決定したという。結婚した研究室の元学生のために、その研究にどれほど費やしたのかとプレゼンをすることになり、中野さんと西原さんはその時に起業を決めた。2026年には単分子誘電体が組み込まれた次世代メモリのプロトタイプの第一号が完成。2030年には次世代メモリを市場展開。中野さんはまずは会社の知名度をあげていきたいと答えた。2050年には脳型メモリの実現で未来を切り拓くとしたが、西原さんは一番の省エネは人間の頭だと答えた。
