山口県美祢市東厚保に住む梅田さん夫婦。自宅は氾濫した厚狭川のすぐそばだった。2023年の大雨で床上2mまで浸水し、引っ越しを余儀なくされた。2人が帰宅したときには普段の雨とさほど変わらなかったという。東厚保では2010年にも厚狭川が氾濫し大きな被害があったため、消防が家を個別に訪問し避難を呼びかけた。しかし、梅田さんは2回に渡る呼びかけに対しても自分たちの経験を基準に避難しなかったという。事態が急変したのは日付が変わる頃。川の水位が急激に上昇した。この時間、線状降水帯の影響で東厚保では非常に激しい雨となっていて、市内全域に避難指示が出され、消防が3回目の避難を強い口調で呼びかけたという。梅田さんは指定された避難所へ。その直後、川の水が道路に流れ込んだ。東厚保では52件が浸水する被害が出た。
