中東情勢の緊迫化を受け、IMF(国際通貨基金)は14日、世界の経済成長見通しを3.1%とし、従来から引き下げた。原油高が長引けば成長がさらに下振れるおそれもあると警告している。IMFは14日公表の世界経済見通しで、今年の世界全体の実質成長率を3.1%と予測した。前回の予測から0.2ポイントの引き下げとなる。ただ、この見通しは原油高が今年半ばに収束する前提で算出していて、原油高が長期化すれば成長率は2%程度まで鈍るとしている。IMFのチーフエコノミスト・グランシャ氏は「中東の戦闘によって世界経済の勢いは止まった」と強調した。
