若い人にも手にとってもらえる和菓子を作ろうと、地元の高校生のアイディアを取り入れている職人を取材した。佐藤高広さんは、創業70年の和菓子店を営んでいる。佐藤さんは生活様式の変化で和菓子が食べられなくなってきていると危機感を抱いている。地元の高校から授業の依頼を受けたことをきっかけに、佐藤さんは20年以上高校生たちと和菓子の商品開発を行っていて、これまで10品の和菓子を商品化した。斬新なアイディアもまずは試作することにしている。この日は、カステラの間に金平糖を散りばめる和菓子を作った。和菓子にはない炙る行程にも挑戦。新しいもなかは1年かけて試作した。佐藤さんは、「和菓子職人として和菓子が若いひとたちに受け入れられたことがいちばんうれしい」などと話す。
