埼玉県川越市が建設した葬儀場「やすらぎのさと」は大小6つの式場の大型施設で、市民は格安で利用可能。昨年度は1600件余の葬儀が行われた。川越市市民部・吉田豊久さんによると、市内の葬儀業者と協定を結び一定料金で式ができる“川越市 市民聖苑葬儀制度”を設けている。川越市は地元の19の葬儀会社と協定を締結し、所有する葬儀場を貸し出す。登録には遺体を安置する設備を持ち、1年以上の営業実績があることなどが条件で、市は登録業者をホームページやパンフレットで紹介している。行政が葬儀会社にお墨付きを与えている。一方で、葬儀費用に上限を設けている。式をあげるのに必要な基本的なセットは約29万円。利用者が希望すればオプションを追加することもでき、上限額は44万円と定めている。市と協定を結ぶ創業約50年の葬儀会社は1回の葬儀で得られる収益は限られるが、市民や行政から信頼を得られることで会社にとってもプラスになっているという。
住所: 埼玉県川越市大字小仙波867-1
