あすは憲法記念日。東京・新宿区の書店によると、去年秋ごろから児童書コーナーで憲法テーマの絵本や解説書の売れ行きが伸びているという。なかには大人が自分で読むために買い求めるケースもある。特に売れているのが「井上ひさしの子どもにつたえる日本国憲法」。20年前に刊行した絵本でことし2月、衆院選後から注文が増えている。この絵本では憲法の前文・9条を小学生が理解できるよう井上さんが分かりやすいことばに訳したもの。画家のいわさきちひろさんの絵が使われている。出版社によると、3月と4月の2か月連続で重版となる異例の売れ行きとなっている。担当編集社の塩見さんは考え深い。憲法って何だろうという素朴な疑問が皆さんの中にまた生まれてきているのかな。講談社の幼児・学習図書出版部の片寄部長は憲法についてこれから議論になるという肌感でいま知っておかないと勉強しどきを逃してしまうという客が多くいるのではないかと述べる。
