今日の東京株式市場は取引開始直後から売り一色となった。昨日の終値から2400円以上下落し節目の5万円を割り込む場面もあった。4日のニューヨーク市場が下落した流れを受けたものがそのきっかけとなったのが、アメリカの大手証券会社ゴールドマンサックスのソロモンCEOは4日今後、株価が下落する可能性に言及。その理由として挙げたのがAIや半導体などハイテク株の過熱感だ。NVIDIAなど主要な半導体銘柄で構成する株式指数はこの半年間で2倍近い水準に急騰していた。ソロモンCEOの発言などを受け市場では相場の過熱感への警戒が広がりハイテク株を中心に売られる展開となった。日本でもソフトバンクや半導体検査装置大手のアドバンテストなど相場を支えてきたAI関連の銘柄が大幅に下落する事態となった。ニッセイ基礎研究所の井出真吾はファンダメンタルズが傷ついた話ではないので今回の下落は、一時的なものだと分析。一方、今後の株価についてはこれまでのような上昇一辺倒にはなりにくいだろうと指摘した。
