倒木について解説。国交省の調査では公園での倒木などの事故件数は931件で、腐朽・病害が298件、台風が102件、その他強風が260件だった。樹木医の片岡氏によると倒木には周辺環境や植えられた時期が関係しているという。1950年代以降の高度経済成長期は環境整備が進み、成長が速い樹木が多く植えられた。こうした樹木が高く、巨大になったことで、十分な根を張る環境が整わず老齢化で倒木リスクを抱えている。国交省によると樹木の定期点検を行う自治体は全体の約4割だが、先月が倒木が相次いだことで全国各地で緊急点検が行われている。桜の木が倒れた福岡市の公園では点検で10本に倒木の恐れがあると診断され、市は樹木医会に精密検査を依頼。ケヤキが倒れた名古屋市では市内のケヤキ30本で劣化が進んでいる事が判明し、倒木の危険性が高い木伐採した。東京都でも一成点検の結果、都立公園などの木約1万4000本に異状が確認され、倒木のおそれがある樹木は全て伐採した。危険な木の特徴として片岡氏は「枯れている木や枝がついていた場合はリスクが高い。根元や幹が腐っていたり、空洞や傷ができている木も注意。」などと指摘。今の時期や豪雨や落雷でリスクが高まるため、木の真下は歩かずに距離を取るのが大事だという。
