今週月曜日、振袖やスーツ姿の若者たちで賑わっていたのはさいたま市の多目的施設さいたまスーパーアリーナ。会場には若者と、その保護者など合わせておよそ1万2000人が参加。二十歳の節目を祝った。さいたまスーパーアリーナの開館は2000年。最大3万7000人が収容できるアリーナとしては国内最大級で格闘技や音楽ライブなどさまざまなイベントで利用された。しかし、開館から四半世紀が経ち設備が老朽化。機材の入れ替えや天井の落下を防ぐ工事のため最長で1年半休館する。この会場恒例のイベントがさいたま最大の音楽フェス「VIVA LA ROCK」。2014年から一貫してさいたまスーパーアリーナで開催していたが今年は埼玉スタジアムで開催する。ここ数年、首都圏を中心に新たなアリーナが続々と誕生。アリーナ建設ラッシュが続いている。背景の一つがプロバスケットボール、Bリーグの人気だ。本拠地となるアリーナについて席数や音響設備などの規定を作ったことで新設や建て替えが増えている。コンサートなどの公演数の増加もあり主要なアリーナ運営会社の2024年度の売上高は20149年度と比べて30%以上伸びている。ただ、一筋縄ではいかない事情もある。さいたま市はさいたまスーパーアリーナから2キロほど離れた敷地に新しいアリーナを建設する計画があったが去年、白紙となった。スポーツ庁によると去年1月時点で全国でアリーナの計画は45件に上るが、福井県福井市や石川県小松市など建設コストの高騰を理由に計画の見直しが迫られるケースも少なくない。
