覆面作家・雨穴さんの魅力に迫る。なかなか本が売れないという時代に最新作「変な地図」の累計発行部数が1か月で70万部を突破する異例のヒット。ミステリーの手掛かりとしてイラストや地図が文章の間に差し込まれていて、その数は1冊に200枚以上。雨穴さんは元々ウェブライターだったこともあり読者の視線を誘導するような得意な文体で勝負をしようと考えた。こうした手法は「スケッチミステリー」と呼ばれていて37の国と地域で翻訳され210万部を売り上げている。雨穴さんは「本を読まない人が自身の読みやすい作品をきっかけに本格的な文芸作品に関心を持ってもらいたい」と考えている。
