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さわやか自然百景10min.
岡山 蒜山の高原と奥津渓
岡山県北部の蒜山。約35万年前に誕生した湖から水が流れ出てできた高原地帯。西側は小さな湿原が点在する草原。ハッチョウトンボは大きさ2cmほど、日本一小さなトンボ。岡山では絶滅が心配されていて、日当たりの良い湿原の環境を好む。ユウスゲは全国的に分布域が減少。その葉や茎しか食べないフサヒゲルリカミキリは絶滅危惧種で、確実に生息が確認されているのは岡山だけ。メスが1つの株に生む卵は1つだけ。東には森が広がる。モリアオガエルは鳴いてメスに求愛する。1匹のメスに何匹ものオスが群がって産卵する。卵のアワは乾燥や外敵から守る役割。
岡山・吉井川の上流部にある奥津渓。渓谷の長さは約3km、川の流れが花崗岩の大地を侵食して作られた。キセキレイは岩場を歩きまわって虫を探す。カワガラスは水生昆虫を目当てに集まってくる。ムギツクは流れの緩やかなフチを好む魚。カワヨシノボリは岩の藻を食べる。繁殖期を迎えたオスは体が黒みがかる。口を大きく開けて求愛。夜、カジカガエルが求愛で鳴く。石の上に陣取って縄張りを作り、この渓谷で子孫を残す。
