- 出演者
- 林マオ 小澤征悦 高岡達之 足立夏保 吉積夏帆
緊迫するイラン情勢。今週、重用なエネルギー施設への攻撃と報復が行われた。イランの世界最大級の天然ガス田が強敵となり、4施設が稼働停止状態になった。イランは近隣諸国の石油・ガス関連施設を攻撃。さらにイランの革命防衛隊は19日、イスラエル・ハイファとアシュドッドにある製油所をミサイル攻撃(ロイター通信)。ホルムズ海峡でのイラン側による船舶への攻撃が相次いでいる。今月に入ってからホルムズ海峡周辺で確認された会場攻撃は20件以上(UKMTO)。イラン国営放送は最高安全保障委員会のラリジャニ事務局長をイスラエルが殺害したと報じた。こうした中、日本時間きのう未明、日米首脳会談が行われた。トランプ大統領は高市首相を高く評価。会談後、高市首相はイラン情勢について「日本の法律の範囲内で『できること』と『できないこと』がある。詳細にきっちりと説明した」と述べた。革命防衛隊の創設者の一人であるモフセン・サゼガラ氏はいらん情勢について「イランは自国のインフラがどうなろうとかまわない」などと話した。革命防衛隊は「イスラム革命」のときに創設。翌年からイラン・イラク戦争が勃発。モジタバ師も革命防衛隊として先頭に参加していたという。ホルムズ海峡封鎖についてモフセン氏は「今回、無人機やミサイル技術の革新によりイラン単独で簡単に行えることが実証された。イランはホルムズ海峡封鎖という切り札をいつでも交渉に使えることを知った」などと述べた。
日米首脳会談の翌日、トランプ大統領は「中国はエネルギーの90%、日本は95%をホルムズ海峡に依存している。ホルムズ海峡を利用する国々が協力してくれればありがたい」と述べた。またSNSに「中東での大規模な軍事作戦の縮小を検討していて目標達成に非常に近づいている」と投稿。現時点では「停戦はしたくない」と語っている。「アクシオス」はアメリカがイランの原油の輸出拠点である「カーグ島」の占領を検討していると報じた。イランにホルムズ海峡の開放を迫るためで地上部隊の投入が検討されているという。「ウォール・ストリート・ジャーナル」はいらんがインド洋にある米英の共同基地に弾道ミサイル2発を発射したと報じた。
コメンテーターは峯村健司、大門小百合、奥田修二。峯村は番組初出演。
アメリカ・イスラエルによるイランの攻撃開始からきょうで3週間。ゲストは慶応義塾大学・田中浩一郎。テーマは「中東混迷イラン攻撃のさなか異例!日米会談のウラ側」。ロイター通信によるとホルムズ海峡攻撃を巡って英政府はホルムズ海峡で船舶を攻撃するイランのミサイル基地を攻撃するために米軍が英軍事基地を使用することを承認したという。イラン・アラグチ外相は「イランは自衛権を行使するだろう」と警告した。田中は「イラン攻撃をさらに強化することへのけん制だとみているが、イランがこれまで使ってきたミサイル群の射程は最大でも2000キロぐらい。とても届かないのでもっと長い射程のものがあるのか」、高岡は「ホルムズ海峡に機雷を置いたというのも置いたかどうか検証できない」などとコメントした。
最新の戦況を説明する。ホルムズ海峡についてイラン・アラグチ外相は16日、「我々の敵やその同盟国に対してのみ封鎖する」と発言。多くの船舶がペルシャ湾に足止めされているという。ただ、AP通信などによると今月1日から89隻が通過しているという。エネルギー施設への攻撃もされている。トランプ大統領はイスラエル・ネタニヤフ首相にイランのガス田などを攻撃しないよう要請した。トリポリ、サンディエゴ、ニューオーリンズがマラッカ海峡を通過したことが確認された。ゲシュム島に上陸を企てているという報道も出ている。
峯村は「地上戦になるかどうかっていちばん重要なポイント。MAGA派は反対している」、高岡は「地上作戦は大規模な陸軍を出すこと」、田中は「ゲシュムは海峡に対してものすごく睨みをきかせることができる島。アメリカが抑えないと安全航行が確立できないという考え方はわかるが、元々普通の島、島民もいる」、エネルギー施設への攻撃について「イスラエルは遠慮がない」などとコメントした。高岡がLNGと原油の違いを解説した。ナフサはプラスチックの原材料で一番困るのは医療。液化天然ガスはマイナス162℃まで冷却し液体化して輸送する。大門は「電気料金、ガス料金にかかってくる。全体の供給がひっ迫しているから価格が上がる」などとコメントした。ポスト石油戦略研究所・大場代表によると戦闘が長引けば日本は5~6月に節電よびかけの可能性があるという。
イラン側の高官が相次いで暗殺されている。故ハメネイ師の最側近とされていた国家最高安全保障委員会のアリ・ラリジャニ事務局長が17日に死亡している。軍部と政治のパイプ役で対話の窓口になり得る数少ない交渉相手だと言われてきた。田中は「主に殺しているのはイスラエル軍。狙いは体制転換以外にはない」、峯村は「どんどん停戦に向けて遠くなっている。トランプ氏は苛立っている」、奥田は「イスラエルは続けたい感じがする」などとコメントした。
日本時間のきのう行われた日米首脳会談。ワシントンから中継で山崎支局長が伝える。トランプ大統領は週末をフロリダ州の自宅に戻った。きのうの日米首脳会談ではホルムズ海峡の安全確保をめぐり高市総理は具体策に踏み込まないものの、協力姿勢を強調した。高市首相が自衛隊派遣が難しい理由を憲法の話を持ち出し説明し、トランプ大統領は「仕方がない」というトーンだった。一夜明けるとトランプ大統領は日本を中国などとともに名指し「関与せざるを得ない」と改めて協力を求めた。またFOXニュースの取材に対し「日本は憲法上の制約があるが必要とあれば支援してくれるだろう」とした。トランプ大統領は原油の高騰に対し有効な手を打てないまま場当たり的な対応を続けている状況。トランプ大統領は20日、イランへの軍事作戦の縮小を検討していることを明らかにしたが、同じ日には「対話はできるが停戦はしたくない」と語っている。アメリカメディアはアメリカ軍が中東地域に海兵隊など数千人規模の追加の部隊を派遣したと報じた。カーグ島の占領やホルムズ海峡の沿岸部を掌握する作戦にあたる可能性があると伝えている。
アメリカのホワイトハウスがSNSに投稿した映像を紹介。日米の親密さが強調されていた。日本時間のきのう未明に行われた日米首脳会談。記者から「日本の支援に満足か」と問われると「そのことについて話すつもり」と述べていた。約1時間半の会談のうち、記者団に公開されたのは約27分間。イランへの攻撃を同盟国に事前に伝えなかった理由を聞かれトランプ大統領は「奇襲について日本ほどよく知っている國があるだろうか?なぜ真珠湾攻撃のことを私に話さなかったんだ?」などと述べた。会談ではエネルギーの安定供給に関してアメリカ産原油の増産に日米で取り組んでいくことや、対米投資の第2弾となる次世代型小型原子炉の建設など11兆円規模のプロジェクトを進めることで合意した。
日本時間のきのう未明に行われた日米首脳会談。アメリカ政治に詳しい中林美恵子は会談中に高市首相が何度も時計を気にした場面を指摘した。中林は「密室での少人数の会合の時間が奪われるという深い意味があったのではないか。密室のほうが日本にとっては重用」などと述べた。夕食会にはソフトバンクグループの孫正義会長らが出席した。中林は「日本の戦艦の問題をビジネスにずらすことによって中国の脅威などに話をもっていきたい思惑が見えた」、今回の会談について「表面的にはとてもよかった。地雷を踏まずに済んで助かった。しかしながらアメリカから何がとれたのか、日本へのリターンは大きいのかはクエッションマークだと思う」などと述べた。今回の訪米の目的のひとつは中国を訪問予定のトランプ大統領に対し日本の立場を理解してもらうことだったが、トランプ大統領は「日本の良いところを話す」と語った。自民党・松川るい参議院議員は「中国は日米の首脳会談をみてコメントできないくらいやられたなと思っていると思う」、中道改革連合・小川代表は「実際にどういうやり取りがあったのかは帰国後、国会において国民に対して説明していただきたい」などと述べた。
日米首脳会談について奥田は「時計、気にはなった。このタイミングで会ったっていうのがすごい」などとコメントした。日米首脳会談で合意された主な内容を紹介する。エネルギーに関しては米国産エネルギーの生産拡大など。対米投資は次世代型小型原子炉の建設など最大11兆円規模。日米同盟に関してはミサイルの共同開発・生産を含めた安全保障協力で一致した。ホルムズ海峡への艦船派遣については公開された部分では具体的な要請はなかったが、イラン情勢をめぐる日本の姿勢について「より積極的な貢献を期待している」と述べた。非公開の会談後の記者会見では高市首相は艦船の派遣について「機微なやり取りではあるが法律の範囲内でできること・できないことがある」とした。峯村は「今回の会談を象徴するような言葉だなと思う」、「掃海技術は日本の技術は優れている。憲法の制約で言うと戦場には送れないということをトランプさんに明確に伝え、トランプさんも理解を示した」、「公開でトランプさんは結構暴れる。今回これで収まってよかったていうのが本音」などとコメントした。
公開された写真を紹介し高岡が解説する。アメリカ側は全員副大統領以下、閣僚。日本側は茂木外相、赤澤経産相が閣僚で、尾崎官房副長官、市川国家安全保障局長が座っている。高岡は「事前根回し組の顔合わせ。一番汗かかれたのは茂木外相。小泉防衛大臣もヘグセス国防長官と自衛隊の派遣の限界の話をされている」、「グラス大使もいる」などと述べた。大門は「アメリカ側にとって日本との同盟関係を印象付けるというのは大事だったと思う。いつまで具体策をアメリカが待ってくれるかというのは気になるところ」などとコメントした。公式夕食会の写真では大統領と首相が座っているテーブルにソフトバンクグループ・孫正義会長、グーグル社のスンダー・ピチャイCEO、ゴルフ・松山英樹がいる。田中は「日本が独自の外交をもはやできないっていうことは分かっている」などとコメントした。
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今回の日米首脳会談は中国との外交という観念でも意味があった。トランプ大統領は中国訪問を今月末から予定していたが、約1か月半延期。日米首脳会談でトランプ大統領は中国・習近平国家主席と会う際に「日本の良いところを話す」と述べ、高市首相は「日本はいつも中国に対してオープン」と発言した。田中は「(イランは)日本と中国の関係にはあまり関心はないと思う。むしろ米中の方を気にしている」、日中関係について峯村は「あまり期待できない。習近平氏自体が台湾問題を含めて日本に対してはプレッシャーをかけると決めてしまっている。中国側に対するけん制にはなった」などとコメントした。
月曜日、3年連続で全国トップの開花となった高知市。岐阜市や甲府市でも開花が発表された。火曜日には名古屋市でも開花宣言があった。東京の標本木はおととい、61輪が開花した。東京・上野恩賜公園から中継で伝える。全世界からたくさんの人が来ている。
東京・上野恩賜公園から中継で三浦記者が伝える。気温は22℃。きのうは雨、おとといは晴れだった。桜フェスタが行われていて、日本全国から美味しいものが来ている。上野公園は左側通行になっている。花見のスペースもある。小澤は「昔は宴会派でしたけど、最近は家でテレビで見る派」などとコメントした。アンケートでは宴会派が2割、散策派が8割。お酒を飲むかという質問には46.9%が飲まないと回答(mitoriz/POBデータ)。奥田は「家の近所の公園でビールを飲むのが大好き。桜がなかったら不審者」などとコメントした。
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気象情報を伝えた。
2040年、がんの手術を担う外科医が5200人不足する推計がある。今、医療現場で何が起きているのか。広島・福山市にある福山医療センターを取材した。国指定の「地域がん診療連携拠点病院」に指定されている。消化器外科の手術件数は年間615件(2025年)。常勤医11人の平均年齢は52歳で年々高齢化。稲垣院長も現場の最前線に立っている。毎年、少なくとも1人、若手の消化器外科医の獲得を目指しているがゼロの年もあるという。厚生労働省の検討会で示された推計によると、消化器外科医の推移予測によると、2025年から2040年にかけて約39%減少するという。若手医師が外科を敬遠する理由は勤務実態だという。進歩する医療技術の習得も常に求められるという。稲垣院長は地域医療の体制維持に不安を感じている。福山医療センターでは高校生に外科の魅力を伝えるセミナーを2012年から実施している。手術用ロボットなどに触れてもらい、外科を身近に感じてもらうのが狙い。
深刻化する外科医不足。大阪大学医学部附属病院で働く小児外科・八木悠医師は医師7年目の若手。朝8時に患者の状態について宿直担当から情報を共有する。担当する子どもは7人。本来の始業は8時半だが、この日は患者数が多いため7時くらいから勤務。カルテ作成などが続き午後1時に回診、そのままカンファレンスに参加。途中で抜け出しMRI検査の準備をする。基本の就業時間は午後5時15分までだが、この日は午後9時ごろまで対応に追われた。国はおととし、医師の働き方改革を実施。時間外・休日労働の上限を年960時間、地域医療の確保に欠かせない場合などは1860時間とするルールを設けられた。八木医師は「自分の時間を削って勉強している」などと話す。自己研鑽の時間は勤務時間外に回さざるを得ず、外部の勉強会に自費で参加することもあるという。上司も働き方改革下の指導に悩みを抱えている。医師らは若手外科医を支援するAIによる教育システムの開発に取り組み、クラウドファンディングを実施している。峯村は「制度を変えないとと解決しない」、大門は「母数を増やす努力をしないといけない」、奥田は「憧れるようなドラマを作ってほしい。お医者さんの」などとコメントした。
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- 大阪大学医学部附属病院横隔膜ヘルニア
