- 出演者
- 城島茂
空き家問題の匠の葛生さん。足立区や葛飾区を中心に自治体と協力しながら空き家問題を解決してきた。
足立区にやってきた。木造2階建ての空き家。10年前からの空き家だ。昭和30年代に建てられた。空き家の1階は和室。お風呂はない。管理が不十分なので倒壊の危険性が高い。2階は6畳と4畳半。空き家は世田谷区が多い。空き家を売らない理由は様々な理由。足立区の空き家は更地にした場合、1000万円の価値がある。費用は700万円かかる。問題は再建築できない土地ということ。新たに建物を建てられない。幅4m以上の建築基準法で指定された道路に土地が2m以上接している必要がある。目の前の道は幅4m以下。建築基準法で指定されていない道路だ。再建築するには道幅を4m以上に広げる必要がある。再建築不可物件は東京23区で27万戸以上。建築基準法の改正があり、木造の住宅のリフォームが厳しくなった。以前は基礎の柱の残せば新築同様んいリフォームが可能だった。改正後は柱を抜いたりキッチンの位置を変えるなど主要構造部の大規模リフォームが不可能に。危険なリフォームを抑制するためだ。再建築不可の空き家には足枷になる。去年の佐賀関の火災は複数の管理不十分な空き家が延焼拡大に影響した。空き家は犯罪の温床になっている。どうすれば空き家が減らせるのか。
どうすれば空き家を減らせるのか。そのヒントを探るため次に向かったのは千葉県九十九里町。アキソル・齊藤さんは、全国110以上の自治体と連携して、インターネットなどで空き家を手放したい人と欲しい人をマッチングしている。これまで150軒以上をマッチングさせた実績があり、かなり増えてきているという。
一行はさっそく千葉県の空き家にやってきた。敷地面積は750平方メートル以上。その中に平屋の家屋や作業小屋など4つの建物がある空き家。家財道具は散乱しているが、部屋数が多く作りもしっかりしているため綺麗に片付ければ住める状態になる。家を相続した人が高齢の方が多いため自身で片付けきれずに家財道具などが残ってしまっている状態なのだという。75平方メートルほどの広さがある木造平屋建ての母屋は、和室が6部屋に台所や風呂場がある広々とした造りで、残置物は多いものの柱などはしっかりした状態。離れは2部屋の和室とトイレだけの造り。こちらは残置物が少なくすぐに住める状態。こちらの土地と建物はなんと0円だという。
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この空き家は0円物件でその理由は、解体するにも解体費がかかるため所有者からタダでもいいから手放したいとのことで0円として取り扱っているという。残置物が大量にあったり庭の草刈りなどの管理などから買い主が見つからず、持ってるだけで固定資産税もかかり負の遺産になっていく。この物件は現在成約済みだが、全国各地に0円物件の空き家はあるという。山梨県、鹿児島県などの0円物件を紹介した。
千葉県大多喜町の空き家再生リフォームを手掛ける匠・アントン・ウォールマンの元を訪れた。スウェーデン出身のアントンさんはモデルとして活動する傍ら日本の空き家を買ってリフォームを手掛けている。三軒茶屋などの空き家を北米スタイルの家にリノベーションしたりしている。
現在は大多喜町にリフォーム中の空き家があるという。20年以上放置されていた空き家を約400万円で購入し自らでリフォームしている。荒れ放題だった庭は知り合いの庭師に教わり再生させた結果、池があり和テイストな庭になった。
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- 大多喜町(千葉)
元々玄関の上は壁だったが、大きな鏡を付けることで奥行きを感じさせ、部屋を広く見せる効果を出した。畳の和室だった部屋は、低かった天井を解体して高さを出し、屋根裏の梁を活かしてロフトを製作した。外には北欧のサウナを設置、養老渓谷を見下ろせるようになっている。
城島と森泉は地下水を汲み上げるポンプを隠す囲い作りをお手伝い。城島は重機の免許を持っているので、ドッグランなどにする予定の敷地を小さい重機で整備していく。ポンプのカバーは廃材を使ってDIYで作成する。
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DIYで作った囲いが出来上がった。廃材を使うことで自然とマッチした姿に生まれ変わった。アントンさんは、再生した空き家を民泊や貸別荘として運用し、多い時は月100万円以上の収入にもなる。空き家をただ直すだけではなく、ビジネスとしても活用し空き家を減らすために頑張っていた。
