- 出演者
- 薬丸裕英 峰竜太 山田五郎 井ノ原快彦 中原みなみ はなわ ミッツ・マングローブ
オープニング映像。
電車で渋谷駅から最短27分、横浜駅から4分にあるのがハマの下北沢と呼ばれる白楽。音楽・本・古着などのカルチャーのほか激渋の酒場などあり、4月18日には六角橋商店街ヤミ市が開催される。
東急東横線・白楽駅西口を出てすぐ目の前を通る旧綱島街道を進むと現れる「六角橋商店街」。300メートル程の通りに約160軒の店が並ぶ。“ハマの下北”と呼ばれる理由の一つが、戦後の闇市の面影が今も息づく「ふれあい通り」だ。昔懐かしい光景が今も残っている。ひときわ時代を感じさせる看板を掲げるのは、昭和23年(1948年)創業の「足立商店」。87歳の店主が営む食料品のお店。自家製のぬか漬けや生酢、コハダなども販売している。年季の入った釣り銭機を現在も使用している。
19位:switch box あけ/たて。店主は横浜でアートイベントを35年間主催。そのネットワークを活かし、横浜に住むアーティストたちの作品など個性的な雑貨を集めている。この日は2階の貸しスペースで人気イベントを開催。横浜在住の作家つじやよさんによるワークショップだが、皆さんが夢中で作っているのは食品サンプル。この街で愛される洋食の老舗「キッチン友」の名物ナポリタン。さらに地元の鮮魚店「魚大」の恵方巻も食品サンプルでリスペクト。白楽の人気グルメがマグネットやメモスタンドに変身。このお店で無料配布しているのがオリジナルの白楽ぶらぶらマップ。街の人たちがオススメするお店55軒がまとめられている。
おしゃれな眼鏡屋さん、クレープ専門店、中古レコード店が入る長屋。その真ん中に構える「Wraps crepe」は15年以上に渡り愛されるクレープのテイクアウト専門店。季節によって変わる自家製ジャムのクレープが人気。工務店の1階に構える「焼菓子工務店」。週3日のみの営業ながら県外からもお客さんがやって来る英国菓子の専門店。オーナーシェフはテレビのADとして働いている時期があり、ベーカリーの取材風景を見てやってみたいと思ったという。イギリスで2年間修行し焼菓子職人となった。
アーケードの下にあるワイン食堂「キツネノアトチ」。おいしいワインとつまみがコスパよく楽しめるとあって賑わっている。しかし日曜の昼間に通りかかると店先には間借りカレーの文字が。実は日曜だけ別の人が自慢のカレーを出すお店になる。同じくアーケードの下に構えるクラフトビアバー「Hakuraku Mokki」は定休日の火曜になると「Cafe カランコロン」が間借り営業。白楽には間借りから始めて夢を叶えようとしている人がたくさんいる。間借りから独立したオーナーに話を聞くと「シャッター商店街にしたくないっていう。お昼の短い時間だけでも開けてほしいという理由で間借りで貸しているオーナーが多い」と話した。古い履物屋さんの看板をそのまま残す建物。物件のオーナーで美容師の濱野さんが水曜と金曜だけ日本酒酒場を営んでいるが、木曜と土曜は定年退職した新海さんによるワインバーがオープン。そして月曜のお昼はカフェに。街のコミュニティスペースを作りたいという思いからオープン。利益を求めていないため、お代はお客さんのお気持ち制。店の奥にある急な階段を上ると3階では睡眠の不調改善に力を入れる完全予約制の鍼灸マッサージ院が営業中。
16位:かずさや。鰹節と昆布の出汁を効かせたおでん。塩のみで醤油を使っていないが、継ぎ足し続けた出汁は褐色になっている。人気は焼酎のおでん出汁割り。おでんとセットで750円とリーズナブル。取材を続けているとおかわりの声が。するとマスターじゃない人が立ち上がりキッチンへ。手慣れた様子でドリンクを作った。ワンオペで大変だからできることはやってあげようかなとのこと。
はなわは子どもが「朝飛道場」に通う為に白楽近くに住み始めたという。山田は「六角橋地区には道路整備計画がある。建て替えができず立ち退きになる場合がある。ある意味シモキタ以上にシモキタ?」等と話した。
横浜・白楽の15位は「橋がないのに六角橋」。日本武尊が東夷征伐の際この地を訪ねて豪族の庵に宿泊。宿泊のお礼に私物の「六角箸」を渡したのが地名の由来とされる。日本武尊から頂いた物を地名にするのは畏れ多いとのことで「箸」を「橋」に変えたという(諸説あり)。この場所にある人気のとんかつ店が「六角箸」。食事の際に提供されるお箸は「六角箸」だった。
ハマの下北と呼ばれる白楽でよく目にするのが本屋さん。今回のエリアに7軒の書店が点在。去年7月、駅東口の近くに新たにオープンした「bookpond」。本を読みながらお茶を楽しめるブックカフェ。街のレコード屋さんやいまだにあったり、古着屋さんや雑貨屋さんも多く、文化的な小売店のひとつとして書店も昔から多かったという。さらに最近はセレクトショップのような新しい本屋さんが白楽辺りに増えていて、本屋さん巡りが好きな方がついでに何軒か回ることもあるという。2年前にオープンした「電燈」は、近年若者の間で人気になっているZINE(ジン)という自主制作の本が豊富で、様々なカルチャーがここで交錯している。白楽駅から旧綱島街道を北に3分ほど進んだあたりにある個性的な品揃えが評判の古書店「Tweed Books」。過去のファッション誌から様々なブランドのカタログまで服飾系の資料が特に充実し、都心からもファッション関係者がやってくる。
旧綱島街道に構える創業45年の和楽器店「三琴堂」。三味線や琴が並ぶ店内で、4年前から茶屋を併設。厳選素材で作る上品な出汁のいなり寿司が好評。新たな客層の開拓のため、去年琴教室もリニューアル。講師の1人として招いたのは近年話題の大川義秋さん。SNS動画再生回数も1億回超えの箏曲界の若きスーパースター。今では生徒数は4倍に。
県道12号を西に入った通り沿い、昭和39年に誕生したショッピングストア「仲町ストアー」が今もこの街の暮らしを支えている。建物入口にある「ゆめや」で人気のメニューが「恋する豚めし」。トマトソースベースのオリジナルダレを使った一風変わった豚めし。トマトのにある甘酸っぱい感じが初恋の味という感じだから命名したという。仲町ストアーの開業当時から残る最古参がモツ専門店の「越後屋」。注文を受けて焼いてくれるのでいつでも熱々。
横浜屈指の飲み屋街・野毛から進出してきたホルモン焼き店「大夢」で、白楽の印象を聞くと「野毛は店員とお客の距離が近いと言われてるが、白楽ももっと距離が近く下町っぽさはすごくある」などと話す。六角橋商店街の路地裏に構える「いさみ鉄ちゃん」は、白楽出身のご主人が開いたいわし料理の専門店。
サブカルの街に欠かせないのがカレー。その文化をけん引してきたお店である。第10位は「サリサリカリー」。初代がパキスタンで出会ったおもてなしカレーを再現し、水を使わず鶏肉と野菜を8時間煮込む。味付けは塩とスパイスのみでその美味しさにハマる人が続出。凝縮した素材の旨みとほろほろに煮込まれた鶏肉が絶品である。しかし建物の老朽化により5月末に一時閉店となるが、8月には鶴見で再開予定となる。
第9位は「坂」。急な坂を撮影していると凄いスピードで走る一群がいて、彼らは神奈川大学 陸上競技部 駅伝チームであった。箱根駅伝出場56回の常連校で1997年・98年には連覇を達成し、六角橋商店街を青一色に染めた。
第8位は「珈琲文明」。マスターの赤澤さんは日々コーヒーの研究に余念がない。コーヒーや喫茶店経営に関する著書も出版している。豆は旬のスペシャルティーコーヒーをブレンドし安定した味わいのため、サイフォンにこだわっている。チェロの曲をお店で必ず流しており、とことんコーヒーに没入できる空間となっている。
人気のアメリカンダイナーを覗いてみると店内ではライブの真っ最中。白楽には定期的にライブを開く飲食店が10軒以上あり、街は音楽に溢れている。第7位は「ミュージシャンがいっぱい」。とあるライブ中に出会った一際ノリノリの男性は取材した時期は白楽のバーで店長を務めていた。実はこの方、90年代はモデルや俳優で活躍した松岡俊介さん。芸能界は引退し、現在は白楽で新たな挑戦をしようとしていた。まもなく白楽に音楽が楽しめるライブバーをOPEN予定となる。
県道12号沿い、クリーニング店が入る建物を奥に進んでいくとそこには50年の歴史を持つマグロ専門店が潜んでいる。第6位は「宮川商店」。店主はマグロを一本買いして自ら解体。「見た目の良さより食べて旨い魚」をモットーに長年の目利きで厳選したマグロを格安価格で提供している。
駅前にある創業から79年の生花店。第5位は「HAKURAKU KAEN」。二代目はフラワーアレンジメントの第一人者で平成元年の横浜博覧会では生花の装飾を担当。2020年には黄綬褒章も受賞したレジェンドである。現在店を任されている三代目も2018年の全国大会優勝者であり、フラワー業界のスーパー親子が白楽にはいた。
