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(オープニング)
オープニング
オープニング映像。
(視点・論点)
微生物で「銅」を集める
昨今、銅の需要が伸び続けている。銅などの資源として価値のある金属を微生物の力を用いて回収するバイオマイニングについて光延聖さんが解説する。銅は多くの電気製品に使われている。約1万年前、人類は自然界に存在する銅を加工して道具を作り始め、銅と錫をまぜた青銅が作られるようになった。現在では再生可能エネルギーや電気自動車の普及が進められ銅の需要は今後さらに増えると予想される。日本は原料としての銅資源をほぼ100%輸入に頼っており、世界の銅資源の採掘可能年数はあと40年と言われている。需要拡大、供給不安を背景に銅の世界価格はここ10年で約3倍になっている。銅をいかに安定して確保するか、この課題に対して微生物を利用して鉱石から金属を抽出する新しい技術が注目されている。
現在、世界の銅生産量の10~20%程度はこのバイオリーチングによって生産されたもの。光延さんたちのチームは銅に抵抗性をもったユニークな微生物に着目し銅を回収できる微生物の探索を進めている。銅の濃縮を引き起こす鉄酸化細菌を世界で初めて単離することに成功。この微生物を用いた銅回収システムをつくることができれば排水や使用済み製品から銅を回収するという新しい道が開ける。低コスト・省エネルギー・低環境負荷で回収でき、鉱山や工場などの排水から金属を回収できれば水環境の保全にもつながる。実用化に向けた課題は水中のphや温度や酸素濃度などの条件を適切に保つこと、コスト課題など。光延さんたちは5年後をめどにこのシステムの実用化を目指している。
(エンディング)
エンディング
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