留め具がない傘を作ったのは東京・墨田区にあるマーナ。創業は1872年で社員は76人、キッチン・掃除道具などを扱う生活雑貨メーカー。「おさかなスポンジ」は看板商品で、他にも両端をひっぱると簡単に折り畳めるエコバッグ「Shupatto」などがある。近年ヒット商品の仲間入りをしたのが「Shupattoアンブレラ」。58cmで7150円、65cmで7700、日傘で8800円と少しお高めだが、累計で16万本売れているという。傘は1万本売れたら大ヒットといわれるが16万本を金額に換算すると約7億5000万円売り上げとなっている。雨の日に傘を畳むのに手が濡れるという傘の常識を変えようというところから始まった。試作の傘は100本近く、約5年の歳月をかけて完成した。開発部の谷口諒太さんは、ハンドルや生地を特殊にするのはやめて、普通の傘が置き換わるものにしたいと思ったので奇をてらったものにならないようにしたと話した。
