ミラノ・コルティナ五輪。スノーボードで日本選手が男女ともにメダルを獲得した。スノーボードスロープスタイル決勝で長谷川帝勝選手が圧巻の滑りを見せた。長谷川選手はビッグマウスの裏で“努力の天才”と呼ばれた。トレーニングはいつも明け方から始める。雪上に出れば食事もとらず滑り続ける日もある。練習に打ち込む姿勢は小学生の時から。夢は五輪の頂点。練習に打ち込む息子を両親はずっと支えてきた。共にミラノの舞台に立った荻原大翔選手は「朝のストレッチだったり、何かを継続する力がすごい」と話していた。圧倒的な努力によって生み出されたのが独創性あふれる“タイガスタイル”。ビッグエアとスロープスタイル両方での金メダルを目指し大舞台へ挑んだ。ビッグエアでは結果は振るわず11位。本番直前、膝の半月板が損傷していたというが、この時ケガについては一言も触れることはなかった。迎えたスロープスタイルは3回滑り、ベストスコアを競う。タイガスタイルの象徴、空中で回転しながらボードを掴む手を入れ替える離れ業を成功させ高得点をマークし銀メダルを獲得。この種目では日本人史上初のメダルとなる歴史的快挙を成し遂げた。
