世界では今年2月にアメリカとロシアの間で唯一結ばれていた核軍縮条約が失効したほか、先月にはフランスのマクロン大統領が核弾頭の数を増やすことを示すなど核軍縮をめぐる上京は厳しさを増している。国連で軍縮部門のトップを務める中満事務次長はNPTの再検討会議が今月27日から国連本部で始まるのを前に都内で会見を開き、過去2回の再検討会議で各国が合意に至らず最終文書が採択されなかったことを踏まえ強い危機感を示した。一方で“NPTのこれ以上の弱体化は避けるべきとの認識が加盟国間で共有されている”と指摘し“意義あるような成果が出せるよう柔軟性をもちながら交渉に臨むのではないか”と述べ、加盟国の議論に期待を示すとともに国連としても合意形成に尽力すると強調した。
