ハンガリー・ブダペストから中継で伝える。今回の選挙は国民が経済政策を重視した結果といえる。ハンガリーの経済は他のEUと比べ低迷している。ティサのマジャル党首は統一通貨ユーロの導入やEUから最大1兆6000億円規模の補助金を受け取る見通し。国民も景気は年々悪い方向に向かっているなどオルバン首相が掲げる自国第一主義では経済不安は拭えないと考えた結果といえる。国際政治の変化について、ロシアへの制裁が一段と強化される見通し。マジャル党首はオルバン首相が拒否していたウクライナへの総額16兆6000億円の融資を認める方針。これはあと2か月以内に国防費が底をつくと指摘されていたウクライナにとっては大きな追い風となる。EUは2027年末までにロシア産原油の輸入を恒久的に禁止する法案を提出する予定。ロシアにとって痛手となるのは確実。タス通信によると、ロシアのペスコフ大統領報道官はハンガリーは非友好国だとして、野党党首に祝辞を贈らないと述べた。今回の選挙を機にヨーロッパが一枚岩となれるかどうかヨーロッパの政治は大きな転換点を迎えることになる。
