南部虎弾は2型糖尿病を患っていた。子どもに多い突然発症する1型とは違い不摂生や肥満などの生活習慣によって起こる。予備軍を合わせると成人の24%以上いる。人は食事から得た糖をエネルギーにして活動している。インスリンにより体が糖を吸収している。2型になるとインスリン不足で糖分が残り血管がボロボロになってしまう。健康な人の空腹時の血糖値は110mg/dL未満だがこの時、南部の血糖値は217だった。糖尿病の初期症状は異常にのどが渇く(口渇)、トイレが近い、急激な体重減少、皮膚が乾燥してかゆい、傷が治りにくいなどがある。自覚症状は重篤化するまで顕著化しないことがほとんど。南部のように別の症状で病院に行って糖尿病が発覚する事も珍しくない。
南部は元々ダチョウ倶楽部のリーダーだった。その後、グループを抜け南部が電撃ネットワークを結成。当時、仕事などほとんどなかった。後に妻となる由紀さんとはこの頃から交際していた。南部39歳、 由紀さんは19歳だった。彼女は高校を卒業後、すぐに働きに出て下積み時代の南部を支えていた。やがて電撃ネットワークが表に出始めると2人は結婚。海外ではその過激な芸が評価され電撃ネットワークは世界中で大ブレイクした。うまいものが食べられる、売れて人気者になったのが嬉しくて誘いを断ることなどなかった。由紀さんは夫の体を気にかけて吐いたが南部はこれも仕事を好きなものを好きなだけ食べる不規則な生活が染み付いていた。そんな生活を20年、当然の結果だった。
絶対安静が条件だったのに南部はオーストラリア公演に出るため医師の反対を押し切り由紀さんに内緒で外出。だが現地スタッフに足の状態を気付かれ現地医師が足を切断すると診断した。そう言われ慌てて日本へ戻った。南部にはあまり危機感がなかった。足の状態は回復し妻が治療に取り組ませた。食事は量を抑え低カロリーなものにし食べる前にインスリン注射を打った。グループは海外や地方での仕事が多いので結局妻の目の届かないところで隠れて食べる。病院もサボりがち。そんな生活を5年も続けてしまった。呼吸困難になり病院へ緊急搬送された。この頃には意識不明になった。糖尿病で血管が細くなり心不全を起こしていた。糖尿病による合併症だった。すぐに心臓バイパス手術が行われ一命はとりとめた。大手術から2週間後、舞台で元気な姿を見せていた。だが南部の腎臓はほとんど機能していなかったため医師から人工透析を勧められた。
人工透析は標準的に1回4時間、週に3回行う必要があるため透析を拒否して舞台に上がり続けた。電撃ネットワークの活動をやめたくない一心だった。そんな状態を続けて1年、腎臓の状態を示す数値の1つクレアチニンの正常値は1.2mg/dL以下になっていた。医師は腎臓移植を提案した。機能しなくなった腎臓の代わりに健康な人の腎臓を移植する末期の腎不全唯一の根治的治療。腎臓提供者は主に血縁関係にある人から考える。南部にはそんな身内はなく臓器移植希望登録をしてドナーからの提供を待たなければならなかった。腎臓移植の平均待機日数は14年以上というデータもある。妻には移植の事は言えず自分の人生も諦めていた。4人組で始まった電撃ネットワークのメンバーの1人、三五十五さんが肺ガンになり2015年3月3日にこの世を去っていた。メンバーの死を間近で見ていたが死を覚悟していた。妻は腎臓移植の事を知っていた。2人はすぐ行動に移った。検査を重ねること2か月、適合と判明した。2019年5月28日、妻から夫へ腎臓移植手術が行われた。
南部は元々ダチョウ倶楽部のリーダーだった。その後、グループを抜け南部が電撃ネットワークを結成。当時、仕事などほとんどなかった。後に妻となる由紀さんとはこの頃から交際していた。南部39歳、 由紀さんは19歳だった。彼女は高校を卒業後、すぐに働きに出て下積み時代の南部を支えていた。やがて電撃ネットワークが表に出始めると2人は結婚。海外ではその過激な芸が評価され電撃ネットワークは世界中で大ブレイクした。うまいものが食べられる、売れて人気者になったのが嬉しくて誘いを断ることなどなかった。由紀さんは夫の体を気にかけて吐いたが南部はこれも仕事を好きなものを好きなだけ食べる不規則な生活が染み付いていた。そんな生活を20年、当然の結果だった。
絶対安静が条件だったのに南部はオーストラリア公演に出るため医師の反対を押し切り由紀さんに内緒で外出。だが現地スタッフに足の状態を気付かれ現地医師が足を切断すると診断した。そう言われ慌てて日本へ戻った。南部にはあまり危機感がなかった。足の状態は回復し妻が治療に取り組ませた。食事は量を抑え低カロリーなものにし食べる前にインスリン注射を打った。グループは海外や地方での仕事が多いので結局妻の目の届かないところで隠れて食べる。病院もサボりがち。そんな生活を5年も続けてしまった。呼吸困難になり病院へ緊急搬送された。この頃には意識不明になった。糖尿病で血管が細くなり心不全を起こしていた。糖尿病による合併症だった。すぐに心臓バイパス手術が行われ一命はとりとめた。大手術から2週間後、舞台で元気な姿を見せていた。だが南部の腎臓はほとんど機能していなかったため医師から人工透析を勧められた。
人工透析は標準的に1回4時間、週に3回行う必要があるため透析を拒否して舞台に上がり続けた。電撃ネットワークの活動をやめたくない一心だった。そんな状態を続けて1年、腎臓の状態を示す数値の1つクレアチニンの正常値は1.2mg/dL以下になっていた。医師は腎臓移植を提案した。機能しなくなった腎臓の代わりに健康な人の腎臓を移植する末期の腎不全唯一の根治的治療。腎臓提供者は主に血縁関係にある人から考える。南部にはそんな身内はなく臓器移植希望登録をしてドナーからの提供を待たなければならなかった。腎臓移植の平均待機日数は14年以上というデータもある。妻には移植の事は言えず自分の人生も諦めていた。4人組で始まった電撃ネットワークのメンバーの1人、三五十五さんが肺ガンになり2015年3月3日にこの世を去っていた。メンバーの死を間近で見ていたが死を覚悟していた。妻は腎臓移植の事を知っていた。2人はすぐ行動に移った。検査を重ねること2か月、適合と判明した。2019年5月28日、妻から夫へ腎臓移植手術が行われた。
