トルコに陥没穴が出現している。地下水が石灰質の岩盤を溶かしてできた地下の穴が地下水位の低下で空洞になり、地表が崩壊することで巨大な陥没穴ができ、総数は700カ所に迫る。(デイリー・メール)。コンヤ工科大学・アリク教授は2000年代以降、気候変動と干ばつの影響で地下水位は2000年代には0.5m低下していたものが、現在は年間4~5mに達していると指摘。トルコ政府の災害緊急事態対策庁は去年、2700地点以上で地表の変化・非地震性亀裂を確認した。(AFP通信)。干ばつや地下水位低下により地元農民がさらに多くの井戸を掘削し、認可井戸が約4万基あるのに対し、無認可井戸が約12万基あり、地下水がさらに枯渇し問題が悪化している。(ロイター通信)。一方、こうした状況をビジネスに利用しているところもある。去年10月にリニューアルした博物館ホテルでは直径180m、深さ145mの陥没穴を一望できる。(Hurriyet Daily News)。中野は「観光資源としてうまく使えたらいいという発想もたくましいと思うが、安全にできるのかが焦点」などとコメントした。
