アメリカとロシアの間に残る唯一の核軍縮条約「新START」(新戦略兵器削減条約)が5日に期限を迎えて失効した。ロシア側はアメリカに延長を打診したが、アメリカ・トランプ大統領は中国を含めた新たな枠組みが必要と主張し折り合いが付かなかった。条約失効について中国外務省は「世界の核秩序に消極的な影響を与えることを懸念している」として遺憾の意を示した。一方、中国報道官は新たな枠組みへの参加には応じない姿勢を示している。アメリカのニュースサイト・アクシオスは「アメリカ・ウィットコフ特使らがロシア側と協議し失効した新STARTを当面は順守していく方向で合意に近づいている。6か月間の暫定措置として法的拘束力を持たない形を想定、その間に新たな条件締結に向けた協議を始める見通し」「まだトランプ大統領とプーチン大統領は承認していない」と報じた。
