福島・相馬市は高さ9メートルに及ぶ津波が沿岸部を飲み込み、壊滅的な被害をもたらした街。当時、安藤キャスターが出会ったのは使えなくなったパズルを発見した宍戸ひかりさん(当時8歳)。ぼろぼろで遊べくなったパズルを持って帰った。父を亡くし、母親代わりだった伯母を亡くし、住んでいた家も失った。瓦礫の中でえ1番探したのは、亡くなった父が震災直前に買ってくれたピンクの自転車。乗れる状態ではなかったが、ひかりさんは持ち帰りたがった。しかし、動かすことさえできなかった。現在、ひかりさんは23歳になっていた。家のあった場所は災害危険区域に指定され、家を建てることすらできない。彼女にしか見えない壮絶な15年。ひとりぼっちになったひかりさんは伯父さん夫婦との生活をすることになった。心の内を見せまいとする姿にやり切りれなさを感じていた。ひかりさんは今、小学校の保健室の先生になっている。子どもに気持ちを吐き出せるが必要と語る。
