先月、秩父看護専門学校で卒業式が行われた。この学校は3年後に閉校することが決まっている。教務主任の扇原五百恵さんは28年前の開校時からこの学校で教員を務めているそうで、始めのころは定員40人を上回る学生を受け入れることもあったが少子化などを背景に入学者数が減少し、コロナ禍の激務の印象で状況は悪化して昨年度の新入生は14人にとどまり去年閉校を決めた。卒業生は約700人で、看護師の供給源となってきたため閉校には地域の病院に危機感が広がっている。看護師不足による医療崩壊は防がなければならないとして地元の看護師会と扇原さんたちは署名活動を行い、地域に看護師を呼ぶ支援策を求めた。4月、最後の入学式が行われ新入生9人が看護師への道を歩み始めた。
