ブラジルの真夏の祭典、リオのカーニバルは選抜されたサンバチームによるパレードが行われ最高潮を迎えている。一部のチームが現職のルーラ大統領を称える演出を取り入れたことで、今年行われる大統領選の事前運動にあたるとの批判が出ている。サンバチーム側は目指したのは全く違うことだと強調している。極貧の環境から大統領に上り詰めたルーラ大統領の人生が山車で語られている。同時にルーラ大統領の政敵が風刺されている。ボルソナロ前大統領は足首に鎖をつけられたピエロとして登場し、缶詰の食べ物より古いと風刺されている。野党側は選挙裁判所に提訴する意向。サンバチームは国の援助を受けていて、ルーラ大統領が自分が題材になっているサンバチームについて知っていたことで野党の訴えは問題をはらんでいる。裁判所がカーニバルが選挙戦のために不正利用されていると判決を出せば、ルーラ大統領に罰金や選挙前の放送時間短縮などの制裁が科されるかもしれない。
