浅見さんは悪化していく大腸がんに気づかず、人工肛門にせざるを得なくなったという。浅見さんはかつて会社が行うがん検診を定期的に受けていたが、定年退職した後は会社での検診が受けられなくなった。退職後自治体から検診の知らせは届いていたはずだが、「まあいいか」と思って時間が過ぎていったという。日本のがん検診は自治体、会社、人間ドッグなどと、その主体が3つある。浅見さんのように会社で受け続けていた人は退職を機にがん検診から離れてしまうことも少なくない。浅見さんは検診を受けなくなって8年経ったある日に鮮血が出たそうで、大腸の一部と肛門を切除したという。浅見さんは「会社と自治体で一貫して同じレベルの検診が受けられる制度があったらどれほどいいだろう」と話す。
定期的に会社の乳がん検診を受けがんの疑いはないと言われていた60代女性は、身体を洗っている時に胸のしこりに気が付き、ステージ2の乳がんであったことが発覚したという。発病後、女性は自分が受けていた検診方法に疑問を感じるようになったそう。当時は検診の種類などを正確に理解していなかったという。女性が受けていた検診はエコー検査だが、国が推奨しているのはマンモグラフィー検査だった。自治体のがん検診には国による指針があるが、会社の検診や人間ドッグには指針がなく検診方法もバラバラなのだ。こうした現状に対し国は、「死亡率減少効果があきらかでない検診方法のうち『早期発見』を目的とした個人の判断に基づくがん検診も存在すると認識しており、国としてその実施は妨げていない」としている。
定期的に会社の乳がん検診を受けがんの疑いはないと言われていた60代女性は、身体を洗っている時に胸のしこりに気が付き、ステージ2の乳がんであったことが発覚したという。発病後、女性は自分が受けていた検診方法に疑問を感じるようになったそう。当時は検診の種類などを正確に理解していなかったという。女性が受けていた検診はエコー検査だが、国が推奨しているのはマンモグラフィー検査だった。自治体のがん検診には国による指針があるが、会社の検診や人間ドッグには指針がなく検診方法もバラバラなのだ。こうした現状に対し国は、「死亡率減少効果があきらかでない検診方法のうち『早期発見』を目的とした個人の判断に基づくがん検診も存在すると認識しており、国としてその実施は妨げていない」としている。
