片岡さんのエピソードは、阪神1年目の記憶がない。当時の阪神は暗黒時代と言われており、1億円プレイヤーがいなかった。片岡さんは5年12億円でFA移籍しており、実際に移籍するとファンの反応が凄まじかったという。関西はお金に厳しく、1億円もらっているのに働かないという批難が多かったという。そのため片岡さんは日常で家と球場の行き来しかしなかったという。そんな片岡さんの数少ない思い出は、1人ぼっちでホテルで泣いた。広島戦で4時からビジター練習をしていた時に、ティーバッティングから野次られていた。試合では中盤に2死ランナー三塁で強烈なサードゴロをエラーし、結果1対0で負けた。大阪デイリースポーツの一面が黒くなってしまったという。その後移籍2年目に阪神が18年ぶりにリーグ優勝した。
