北海道・富良野で暮らす脚本家・倉本聰。点描画は点を積み重ねて動物などを作る作品で、最後に心の声を添えて完成。倉本は「画だけでは説明できない心の描写に力を入れている。」などと話した。倉本はNHK大河ドラマ「勝海舟」の演出を巡り話がこじれ、東京から札幌へ飛び1977年に富良野に導かれた。2006年、創作活動と並行して自らが主催して開いた「富良野自然塾」。閉鎖したゴルフ場に植樹して元の森へと還す自然返還事業と、そのフィールドでの環境教育プログラムを行っている。ネイチャーガイド・金澤は倉本が森の師と呼ぶ男性。地元・大沼でペンションを営む傍ら、人生の殆どを北海道の自然に寄り添って生活している。金澤は「人間の五感のように、植物は20感を使って生存や子孫繁栄に力を使っているが、地球上の生き物は一部のものが莫大に繁殖しないように出来ている。」などと話した。倉本の「森は海の母という言葉はよく聞くが、海は森の父という言葉はあまり聞かない。」という発言に対し金澤は「森の栄養が海に流れるのは皆分かっているが、魚が森を育てるという概念がない。」などと返した。塾の今後について倉本は「自然に返したらどんな森になるのかというのが一番興味がある。数百年後に戻って歩いてみたい。」、金澤は「子どもらに自然を感じさせ、親友になれることが分かれば傷つけなくなる。」などと話した。
