マーケットで半導体銘柄が改めて注目される中、きょう、東証に新規上場したのが「テクセンドフォトマスク」という企業。半導体回路の設計図のもととなる部材を扱っていて、メーカーに販売する外販分野で世界トップのシェアを誇る。きょう、東証プライム市場に上場したテクセンドフォトマスク。3年前に現在のTOPPANホールディングスから分離。半導体製造に不可欠なフォトマスクを製造、販売している。製造現場である埼玉県新座市のテクセンドフォトマスク朝霞サイトを取材。IBMなどと回路幅1ナノメートルの次世代半導体向けフォトマスクを開発中。高い技術力が評価され、世界的な名だたる半導体メーカーなどから外注を受ける外販で世界シェア約4割。きょう初値は、公開価格を2割近く上回る3570円。終値ベースの時価総額は3356億円とことし3番目の規模。上場で得た資金は、シンガポール工場の新設にあてる。今後数年、売上高も2割ほどを設備投資に回し、半導体業界の水準を超える成長を目指す。
日本は半導体そのものの製造メーカーとしては台湾のTSMCや韓国のサムスンなど海外勢に押されているが、テクセンドフォトマスクのようにメーカーを支える周辺分野に強みがあると専門家は分析。KPMG FAS執行役員パートナー・岡本准さんは「半導体材料の約50%は日本企業がシェアを占めている」などと説明する。半導体製造には主に回路を形成する前工程、ウエハーから半導体チップを切り出してパッケージ化する後工程がある。例えば、前工程で使われる材料を手がけるJSR。シリコンウエハーに回路を焼き付けるフォトレジストを製造している。フォトレジストでの世界シェアはJSRを筆頭に日本企業4社で90%を占めている。他にもシリコンウエハーの製造装置では、東京エレクトロンとスクリーンHDで世界シェア88%(コータデベロッパーにおいて)。日本企業が世界の半導体生産を支えている。
日本は半導体そのものの製造メーカーとしては台湾のTSMCや韓国のサムスンなど海外勢に押されているが、テクセンドフォトマスクのようにメーカーを支える周辺分野に強みがあると専門家は分析。KPMG FAS執行役員パートナー・岡本准さんは「半導体材料の約50%は日本企業がシェアを占めている」などと説明する。半導体製造には主に回路を形成する前工程、ウエハーから半導体チップを切り出してパッケージ化する後工程がある。例えば、前工程で使われる材料を手がけるJSR。シリコンウエハーに回路を焼き付けるフォトレジストを製造している。フォトレジストでの世界シェアはJSRを筆頭に日本企業4社で90%を占めている。他にもシリコンウエハーの製造装置では、東京エレクトロンとスクリーンHDで世界シェア88%(コータデベロッパーにおいて)。日本企業が世界の半導体生産を支えている。
