香川県の高松港からフェリーで40分のところにある離島へ。やってきたのは瀬戸内海に浮かぶ男木島。人口140人ほどの小さな集落。車が入れない坂道を歩くこと15分、人間国宝の大谷早人さんを訪れた。大谷さんが作った伝統工芸作品は、全て竹から作られた器に全ての模様が漆で施されている。蒟醤という作業には驚きの技が隠されている。竹を何度も割いて薄くし、厚さ1っm以下の竹をさらに裂いていく。手作業で何度も割いて薄い材料にする。専用の刃物でヒゴの幅を揃え、厚みを揃えて均一にする。そしてできた竹ヒゴを交互にかさねて編む。それを何度も繰り返しやがて模様になる。
