政権発足以来、党運営や人事を一手に担ってきた森山裕幹事長は、野党各党に張り巡らせた太いパイプを通じ、少数与党の国会運営を切り盛りしてきた。もっとも今すぐ辞めるというわけではないという。石破茂総理は「『進退は任命権者に任せる』という話であった」と述べた。森山幹事長だけでなく鈴木俊一総務会長、小野寺五典政調会長、木原誠二選対委員長も辞任する意向を示している。約3時間続いた両院議員総会に参加した寺田稔元総務大臣は「民間企業でも赤字になってすぐ辞める経営者はいない。再生の道筋をつけた後にバトンタッチする。あえて政局に持ち込むようなやり方は良くない」、片山さつき元地方創生担当大臣は「石破さんらしい」、中曽根康隆青年局長は「自身の決断において結果責任をとっていただきたい」と述べた。さらに、鈴木宗男参院議員は「民主主義の手続きで堂々と信を問うほうがいい。“衆院の解散に打って出る”その心づもりでやって頂きたい」と述べた。参院選の総括が正式にまとまったことを受け、国会議員や地方組織には「臨時の総裁選挙」の是非を問うための手続きを始めることが伝えられた。実施を求める場合は来週8日に書面を提出することが求められる。麻生太郎最高顧問が総裁選挙の前倒しを求める意向を固め、きょう午後、派閥の研修会で表明する考え。ただ、派閥に所属する議員の賛否は縛らない考え。
