花粉の飛散量が年々増えている。温暖化の影響で夏に花粉を飛ばす花の芽ができるが、夏の気温が高いと増える。スギ、ヒノキは日本で多く植林されたものが樹齢約60年になっていて、いちばん花粉を飛ばす。花粉の飛散量を予測するために花の芽の調査が行われている。神奈川県山間部はシーズンになると風に乗って多くの花粉が首都圏に翔んでいく。神奈川県自然環境保全センター職員・齋藤央嗣さんは30年以上、花粉症対策に取り組んでいる。3日間で2000本以上を調査するという。この調査は林野庁の委託により全国で行われている。齋藤さんに特別に花粉飛散予報をしてもらうと、例年よりやや多いという。正式な予報は来月下旬に発表される。「舌下免疫療法」でスギ花粉症の根治が期待されている。山梨大学医学部・櫻井大樹教授によると、治療開始は12月半ばまで。薬の在庫が少なくなっているという。
