阪神淡路大震災から31年が経った。兵庫県神戸市の神戸須磨シーワールドはイルカの大ジャンプや西日本で唯一シャチのダイナミックなパフォーマンスを見られるだけでなく、海の生物と触れ合うことができる。ここには約560種、1万9000点以上の生き物が展示されている。中でもイルカが特に人気を集めている。オスのバンドウイルカのガルの推定年齢は41歳。阪神淡路大震災を経験し、今も生き続けている唯一のイルカだという。ガルを見つめ続けてきた施設課・平川雄治課長は震災前からいる唯一の職員。平川さんはかつて飼育担当としてイルカパフォーマンスの訓練をしていた。平川さんにとってガルは「相棒」と語った。当時、水族館ではイルカライブが人気だった。
1995年1月17日未明に起きた最大震度7の地震で甚大な被害を受けた。神戸市内では建物が崩れ、多くの火災が発生した。その被害は水族館にも及んだ。生き物たちが生きるために必要な電気、ガス、水道の供給が停止。生き残っているガルたちを守るために平川さんをはじめ、当時の職員たちはあらゆる業者に連絡し、電気の復旧や割れた配管の補修に努めた。震災のショックからかイルカたちは人に近づかなくなりエサも食べなくなった。地震発生から3日後、館内の電気が復旧し水温が戻り、ガルは命を繋いだ。水族館はわずか3カ月で営業を再開し、同時にイルカライブも行われた。現在、平川さんは震災の教訓から自ら志願し、施設の防災責任者になった。二度と多くの生き物が命を失うことがないよう防災設備の管理に努めている。平川さんは「ガルがいるから命を守らなきゃという気持ちはガルから教わった。ガルがいるから続けようかなというところはある」と語った。
1995年1月17日未明に起きた最大震度7の地震で甚大な被害を受けた。神戸市内では建物が崩れ、多くの火災が発生した。その被害は水族館にも及んだ。生き物たちが生きるために必要な電気、ガス、水道の供給が停止。生き残っているガルたちを守るために平川さんをはじめ、当時の職員たちはあらゆる業者に連絡し、電気の復旧や割れた配管の補修に努めた。震災のショックからかイルカたちは人に近づかなくなりエサも食べなくなった。地震発生から3日後、館内の電気が復旧し水温が戻り、ガルは命を繋いだ。水族館はわずか3カ月で営業を再開し、同時にイルカライブも行われた。現在、平川さんは震災の教訓から自ら志願し、施設の防災責任者になった。二度と多くの生き物が命を失うことがないよう防災設備の管理に努めている。平川さんは「ガルがいるから命を守らなきゃという気持ちはガルから教わった。ガルがいるから続けようかなというところはある」と語った。
