東京・京橋。現代美術専門のミュージアムにやってきた西川貴教。現在空山基の大規模な展覧会が開催中。1970年代から現在まで、空山が作り出していた様々な作品を楽しむことができる。キャンバスやイラストボードにアクリル絵の具で描かれた動物。光り輝く金属の生命体のよう。光より早い女神をイメージして描いた作品は、首から上は生身の女性。躍動する金属ボディが生きる喜びを謳歌するよう。恐竜は空山さんが子供の頃から大好きだったモチーフ。空想の産物だがロボットの構造がかなり精密に描かれる。絵だけではなく、鏡のように輝く立体が並ぶインスタレーションは、人間と機械が融合する世界。新たな生命の誕生を予感させるかのよう。
