中国を訪問中の韓国の李在明大統領が昨日、中国の李強首相と会談し経済・文化の交流促進をめぐって意見交換したとみられる。おとといは習近平国家主席が開いた歓迎式典に出席。李在明大統領と習近平国家主席の写真の撮影に使われたのは、去年11月に韓国を訪問した習主席から贈られた中国製のスマホだった。首脳会談でも長らく悪化していた中韓の関係を回復させることで一致した。両国の関係悪化のきっかけとなったのが2017年に在韓米軍基地に配備されたミサイル防衛システムTHAAD。韓国側は弾道ミサイル発射実験を繰り返す北朝鮮への対抗措置と説明したが中国は猛反発。THAADシステムのXバンドレーダーは広範囲の捜索が可能で、中国を監視するレーダーになりうるとして韓国への圧力が始まった。2017年に中国は韓国行きの団体旅行商品の販売を禁止。THAAD配備のために土地を提供した韓国のロッテグループは事実上の制裁を受け中国国内の事業から撤退を余儀なくされた。6年ぶりとなった韓国大統領の中国訪問だったが中国側は国賓待遇で手厚い歓迎をみせた。習近平国家主席は、李在明大統領の訪中が非常に意義深いものになったと言及した。
