消費経済アナリストの渡辺広明の解説。今回の買収は小売業全体の流れを象徴。去年7月にはトライアルが西友を買収。弱みのエリアを獲得するショートカット戦略。ドンキは深夜、若者、繁華街に強い一方、住宅地に日常使いが弱い。オリンピックを買収することによって郊外、住宅立地の既存店舗網を一気に収得できる事に加えて、生鮮や食品のノウハウを補完できる。注目は愛知県海士市に1号店をオープンする新業態のロビン・フッドへの転換。消費者の節約志向が強まる一方、共働き世帯の時短ニーズも高まる中で食品で日常的な来店を促して、非食品で利益を得る。ディスカウントの浸透が大手との競争で焦点。
