こうした研修を日本政府が始めた背景はどこにあるのか。外務省によると当時の鈴木善幸総理が1981年ASEAN諸国を訪問した際日本に精通した外交官の養成を支援する方針を打ち出した。その年に外交官の研修を開始、以来45年間行われている。今では開発途上国などのODAの支援を受ける若手外交官などにも対象が広がっている。研修にかかる費用は日本側が負担している。去年までに研修を受けた外交官などは1154人にのぼり、現在はVTRで紹介したモイ・レモシラ駐日ケニア大使を含め7人が大使を務めている他、ベトナムやモルディブで外務大臣を歴任した方もいるという。研修は日本語の習得だけでなく、日本を直接知ってもらい多くの日本の“友人”、“応援団”になってもらうことが重要だとしている。
