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オープニング映像。
レンズの表面は加工を施さないと光が反射して映り込みなどの現象が起きる。それを抑えるためレンズの表面に反射防止の薄い膜をつけている。その加工を施すのが真空蒸着装置。質の良い反射防止膜を作るためにプラズマは欠かせないという。装置でプラズマを発生させるために必要なのがプラズマ用高周波電源。今回のガリバーはこの電源を多がけている企業「アドテックプラズマテクノロジー」。半導体にもプラズマは欠かせない。プラズマわお使った医療機器の開発も。
アドテックプラズマテクノロジーは高周波電源の専業メーカー。主力はプラズマ用高周波電源。プラズマは期待にエネルギーを与えると発生する。そのエネルギーのひとつが高周波電力。家庭で使われる電源は50/60Hz。プラズマ用高周波電源は13.56MHz。アドテックプラズマテクノロジーの年商は126億円、従業員数は523人。ベトナムの製造工場など国内外に拠点を持つ。設計から製造まで自社で一貫して行う電源の専業メーカーで、カスタマイズ製品も手がける。
プラズマを使って半導体の表面を削る装置にアドテックプラズマテクノロジーの電源が使われている。刃物などでは不可能な加工で実力を発揮するのがプラズマ。原子は通常電気的には中性で、そこに電気エネルギーを与えるとプラスの状態の陽イオンになる。プラズマの中ではマイナスの電子が軽くて速いため、陽イオンよりも基盤に先に到着してシリコン基板の表面がマイナスの状態になる。マイナスとプラスが引き合う力で陽イオンが基盤に高速で垂直に衝突して削っていく。安定した電源だからこその信頼で世界的な半導体製造装置メーカーに採用されている。
プラズマを維持するためには決まった電力を送り続ける必要がある。プラズマに影響されて常に電力の出力は上がったり下がったりと一定を保てない状態になる。それを防ぐために電源内に特殊なセンサーを内蔵している。常に出力がどの程度変わろうとしているのかセンサーが監視、出力が一定になるよう自動で制御している。
アドテックプラズマテクノロジーの創業は1985年。当初は様々なコントロール基板の開発製造を手がけていたが、プラズマ用高周波電源に参入したのは創業者が取引先の半導体工場で聞いた「高周波電源は壊れて当たり前」という言葉だった。当時は1年ほどで壊れてしまうというのが業界の定説で、認識としては消耗品だったという。
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- アドテックプラズマテクノロジー藤井修逸
壊れにくい高周波電源を開発したアドテックプラズマテクノロジー。開発当初は全く売れなかった。創業者はエンドユーザーである半導体メーカーに1年間無償で貸し出した。創業から6年で専業メーカーとして大きなはずみをつけた。現在では製品のラインナップを増やして、拡大する半導体需要に対応できるよう大型資材倉庫を建設。ベトナムに拠点を置くメイン工場も増設。アドテックプラズマテクノロジーは皮膚病などの治療の促進のためにプラズマの用途を広げようとしている。イギリスの会社と共同開発したのが局所抗菌コールドプラズマ医療器。低温の大気圧プラズマを利用して傷や手術部位感染症、皮膚病などの治療の促進が期待される。
「ゆくゆくは世界にしっかりと貢献していける未来を描いている」と森下社長は語った。
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知られざるガリバーの次回予告。
