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オープニング映像。
運転支援機能ハンズオフは複数の衛星から電波を受信し自動車の位置情報を測位するGNSSアンテナによって実現している。これまでの自動車のアンテナといえばポール型だが、今主流となっているアンテナはシャークフィンアンテナ。最大の特徴はラジオやGNSS、衛星放送など異なるアンテナを集約した複合アンテナ。今回のガリバーは車載アンテナを製造する電子部品メーカー「ヨコオ」。
ヨコオの年商は900億円、従業員数は8792人。国内に13拠点、海外に22拠点を展開するグローバル企業。事業の柱は車載アンテナと半導体検査用プローブ。半導体の製造はウエハーの上に膨大な数のチップを作る。半導体チップには外部と電気信号をやりとりする電極パッドが数十~数万ある。これらのチップが正常に作動するか検査する必要があるため、電極パッド一つ一つに針を当てて検査をする。この検査に欠かせない針がプローブ。最小サイズは直径0.08mm。
半導体検査用プローブを製造する電子部品メーカー「ヨコオ」。プローブはプランジャーと呼ばれる両端のピン、本体のチューブ、スプリングの4つの部品で構成されている。ヨコオは4つの部品を一から加工してプローブを製造。現在は月に1000万本を生産しているという。細部までこだわった精密な加工技術で4つの部品が完成。外形0.15mmより太いプローブは半自動化されて一部分機械によって組み立てられている。極細プローブは繊細な力加減が求められるため、一から人の手で組み立てられているという。
1922年、横尾忠太郎が横尾製作所を創業。1928年には腕時計用のバネ棒を発明しヒットした。1956年、ラジオ用のロッドアンテナの生産を開始。自家用車の普及に伴ってカーアンテナ事業を開始、自動車産業に参入した。1970年代、第一次オイルショックなどによりロッドアンテナ事業が衰退。次世代のプローブ事業や衛星通信分野への道を切り拓いた。
1990年、社名をヨコオに変更。2006年には医療用デバイス事業を開始。近年では透過率80%以上の透明アンテナや遠隔鍵開閉システムなど新たな製品を開発。様々な電波とつながっている自動車が快適に使えるのは電波が緻密にコントロールされているから。ヨコオの主力製品であるシャークフィンアンテナは複数ののアンテナを内部にまとめた複合アンテナ。電話アンテナは横方向の電波が強く、GPSアンテナは上方向の電波が強くしている。電波暗室は自動車のアンテナが正常に作動しているか360度検査ができる最先端の施設。
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知られざるガリバーの次回予告。
