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オープニング映像が流れる。いま世界の女子サッカーが沸騰中。1万人のファンが熱狂!女性専用スタジアムに潜入。少女が憧れのまなざし。世界最高峰の舞台裏。世界の女子サッカー最前線を取材。近藤篤がWEリーグのヒロインたちを撮影。10代女子が抱える課題とは。最南端のなでしこたち。サッカー留学で見つける未来。
カンザスシティに2020年に誕生したのが女子プロサッカーチーム・KCカレント。2025年シーズンNWSLでトップを独走しリーグ初優勝を達成した。CPKCスタジアムの建設費は約200億円。CPKCスタジアムは女子サッカーチームが自らの手で作り上げた世界初の専用スタジアムとなっている。CPKCスタジアムの3つの柱はホスピタリティ、女性活躍、地域貢献。ピッチクラブではジェームズ・ビアード賞を受賞した地元シェフ手掛ける料理が並ぶ。ピッチクラブは選手入場通路に直結したラウンジになっている。テムワ・チャウィンガのボブルヘッド人形には行列ができていた。ハイドロセラピー浴槽も用意されている。スイートエリア・ギャラリーはカンザスシティの女性作家を支援する展示空間となっている。カンザスシティのイーストサイド地区にやってきた。ここは貧困率が高い地域だという。州で唯一無料で通える女子校もある。KCカレントはこの学校にミニピッチをプレゼントした。
アメリカの女子プロサッカーについて丸山桂里奈は「応援してくれるサポーターもそうだが、選手もそれを考えてて、それをチームも考えてて1つになる感じ。」、中川安奈は「子どもたちの夢にも繋がっていく様子も感じられた。」などと話した。
沖縄県石垣島にある沖縄県立八重山高校の女子サッカー部を紹介。キャプテンの黒島愛桜さんは現在2年生。離島が故に11人は集まらず部員数は7人。チームは常に部員募集中。人数が足りない中、2日後には全国高校女子サッカー選手権の予選が始まる。試合会場は沖縄本島で、試合前には毎回飛行機移動となる。彼女たちは5校合同のチームで県大会を戦うことになる。全国の女子サッカー選手は、小学生までは約2万人いるのが中学生になると半減。チームを組むことが困難になる。合同チームの仕組みは人数が揃わない学校も大会に参加出来るようにと2023年度から全国で始まった。この合同チームは2024年に高校女子サッカーの沖縄県大会を優勝しており、全国大会にも出場している。
黒島さんは率先して声を出すが、他の選手からは出ない。4ヶ月ぶりの再会にチーム全体にぎこちなさがある。全体練習は1日のみ。地元チームと練習試合をするが、連携不足でパスが繋がらず失点を重ねる。この日は4試合して全敗だった。これまではLINEグループで交流を深めていたが、このところはやり取りがなく最後は1か月前だった。試合当日、黒島さんはウォーミングアップから会話を始め、チームメイト間のコミュニケーションを図る。試合は0-1で敗退した。
丸山さんは「大会前に1日しか合わせられないのは可哀想。最南端でもサッカーをやりたい学生たちが見られてよかった」などと話した。
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写真家の近藤篤さんは世界中でサッカーを楽しむ人々を撮り続けてきた。今回は近藤さんに2人のWEリーガーのオンとオフの撮影を依頼した。1人目は塩越柚歩選手。近藤さんは塩越選手について「とにかく汗っかきなのでその汗をいかに美しく撮るか」などと話した。またオフの部分での撮影では「あえて笑顔を求めない」などと話した。塩越選手は「私服姿などを撮ってもらうことは滅多にないので嬉しい」などと話した。
藤枝順心高校サッカー部の皆さんの悩みはユニフォームの白パンツ。全国のサッカーをしている高校生の約半数が白ユニによる困ったことがあると答え、3割が白ユニによってスポーツを続けるかを悩んだことがあると話している。競技規則ではパンツの下に履くインナーウェアはパンツの主な色もしくは裾と同じ色と定められている。2023年女子イングランド代表が月経対策としてパンツを白から紺に変更したことを参考に紺色のパンツを作った。試作品を6種類作ってもらった。白が好きとの声に裏地がついたものも用意した。2025年12月、完成したユニフォームの発表会が行われた。
白いユニフォームの悩みについて丸山は「白い短パンだと滲むんじゃないかみたいな不安があり苦手だったが、みんな好きだったから上手く着れたら良いと思っていた。」、中川は「こういうヒアリングの場は無かった?」、丸山は「無かった。選手が意見を出して大人が聞いて、行動に移して実現してくれると信頼が生まれる。取り組み自体が良いことだなと思った。」などとコメント。
ハワイ大学・女子サッカー部の小暮若葉を紹介。女子サッカー部は全米1500校の頂点であるNCAAのディビジョン1のビッグ・ウエストに所属。4歳で幼稚園の大会に出たのがきっかけでサッカーを始めた。高校時代は強豪・開志学園JSCで全国大会に出場。2022年にデイトナ・ステイト大学に留学し、2023年には16試合に出場し7ゴール7アシストの活躍。全米大学スポーツの優秀選手であるオールアメリカンにも選ばれた。2024年にハワイ大学に編入した。サッカー留学をサポートした假屋氏はこれまでに170人以上の留学生を送り出している。ハワイ大学は東京ドーム28個分のキャンパスに約19000人が通う州立大学。スタジアムなどを所有しており、日本のスポーツ選手にとって世界への登竜門として注目されている。アスリートの専用トレーニングセンターでは徹底した管理が行われて、選手のデータを集計して練習メニューをカスタマイズする。大学には奨学金スカラシップという制度があり、返済不要で授業料等を全て大学側が支払う。小暮の専攻は経済学で、将来はサッカークラブの経営やエージェントに就きたいと考えている。小暮のリフレッシュ場所はワイキキ・カパフル通りにあるパイ・カフェで、アサイーボウルの甘味を食べる。小暮は同じサッカー部のチームメイトとシェアハウスをして暮らしている。10月下旬シーズン最終戦。強豪のUCアーバインとの対戦が始まる。この試合には親も観戦に来ていたが、2対0で敗戦した。試合後にはシニアナイトという卒業する4年生を称えるアメリカ大学伝統の式典がある。2025年12月ハワイ大学卒業、小暮選手はヨーロッパに行きプロサッカー選手になりたいと話す。自身の武器でもあるアメリカの大学で培った英語力や価値観を売っていきたいと話した。
丸山さんは自身が昔ハワイ大学にスカウトされていたことを明かした。そのころは日本人があまり留学している人がイなかったが、実際はすごくいい環境だと話した。さらにアスリートはセカンドキャリアが難しいため、知識などを学べる場所だとわかったと話した。
近藤篤が続いて訪ねたのはINAC神戸レオネッサの宮本ともみ監督。2025年6月にINAC神戸レオネッサの監督に就任。幼少期から兄の影響でサッカーを始め18歳で日本代表に選出される。23歳で結婚、26歳で出産し戦列を離れたが2006年には日本代表で現役復帰した。選手、母親、指導者として今もピッチで戦い続けている。2026年元日、宮本監督は皇后杯決勝戦を国立競技場で迎えていた。皇后杯は2対1でINAC神戸レオネッサは準優勝に終わった。
丸山桂里奈は「女子のサッカーは結婚したら辞める人が多い。結婚して子ども産んで戻ってきた最初の人だと思う」などと話した。
