EUやブラジルなどが参加する共同市場 メルコスールは先週25年に及ぶ協議の末に自由貿易協定に署名した。一方EU圏では協定に署名にあたったヨーロッパ委員会に対し、ヨーロッパ議会が協定の批准手続きを停止する決議を可決して待ったをかけた。議会は今回の協定がEU法に沿っているかについて、ヨーロッパ司法裁判所に判断を求めることも決定した。今回の協定を巡っては南米から安価な農作物が流入することで市場価格が崩壊するとの懸念の声もあり、特に農業大国のフランスやポーランドなどでは激しい反発があった。今回の結果によって批准手続きは最低18カ月停止されるとみられているものの、委員会が独断で協定を発行する強硬姿勢を示す可能性も指摘されている。
